トラディショナルもモダンタッチも、オリジナルもカバーも。
ブラジルのヴァイブスとN.Y.の薫りも溶け合うハイブリッド作品。
Monday 満ちるの新しいオリジナル・アルバムは(タイトルに象徴されているとおり)「ブラジル」がテーマだ。アップビートでありちょっとエレクトリック、トラディショナルなブラジル・テイストもモダンタッチもある。オリジナル曲に加え、マルコス・ヴァーリの「Parabens」やミルトン・ナシメントの「Tudo Que Voce Podia Ser」といったブラジルの至宝の楽曲の英語カバー、そしてハービー・ハンコックの名曲「Tell Me A Bedtime Story」に歌唱をつけた「Bedtime Story」(笠井紀美子が1979年に歌ったバージョン)なども、Monday仕様にブラジル化。共同プロデュースに、Bebel Gilbertoの作品などで知られるSimone Giuliani。ミュージシャンはItaiguara Brandao(マルコス・ヴァーリ他)、Masa Shimizu(Bebel Gilberto他)、Mauricio Zottarelliらが参加。ブラジルのフリーなヴァイヴスとニューヨークの都会的なエッセンスが溶け合った、名盤の薫り高いハイブリッド作品だ。
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