ビルボードライブスタイル


今回のライブのコンセプトについて教えてください。

このプロジェクト“Miles Smiles”は、日本ツアーの為に僕の友人であるロベン・フォードが始めたプロジェクトで、ロベンのスケジュールが合わない時に、バンドに頼まれて僕が代理でギターを演奏しているんだ。とても光栄だよ、マイルスの音楽は大好きだからね。


では、参加するメンバーについて教えてください。

このバンドは、僕が演奏したことがあるなかで世界最強のバンドだと思っている。サックスのリック・マルジッツァは信じられないほど最高のプレーヤー!マイルスが気に入っていたのも無理ないね。これは過去数年間一緒に演奏してきたオルガンのジョーイ・デフランセスコについても言えることだね。彼はバンドのサウンドに強力なパワーを与えてくれる。トランペットのウォレス・ルーニー は、演奏面においてマイルスの後継人と言っても過言ではないね。彼と一緒に演奏できるのは光栄だね。ベーシストのダリル・ジョーンズは、豊かな才能、フィ-リングと腕前で鉄壁なプレイをする。そしてオマー・ハキムのドラムは、唯一無二だ。彼のようなドラマーはどこを探してもいないよ。ソロも最高!彼のドラム・ソロがはじまったら、気を付けて!とか言いようがないね(笑)。


マイルス・デイヴィスのレパートリーで演奏を楽しみにしている楽曲はありますか?

僕の音楽人生にとって重要な意味を持つフュージョンの黄金期を代表する楽曲が多いので、全ての曲を演奏するのを楽しみしているよ。中でも気に入っているのは、「Footprints」と「Jean-Pierre」の演奏だね。


彼のバンドへの参加から得たもっとも重要なことは?

彼のバンドにいた時に学んだ一番重要なことは、大げさに演奏しないことだね。


リスナーとしては、彼のどの作品が好きですか?

彼の作品はすべて好きだけど、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムス、ウェイン・ショーターとのバンドは最高だね。まさにジャズ史最強の布陣。ジミー・コブ、ジョン・コルトレーン、キャノンボール・アダレイとの作品もいいよね。とにかくマイルスのセンスは、並はずれてるんだ。


魅力ある音楽が共通して持つものとは?

僕にとっていい音楽というのは、聴いた瞬間にエモーショナルな心持ちで反応出来るものだね。マイルスの才能、その楽曲を演奏するミュージシャンの凄腕テクニック以前にバンドとして、人の潜在意識を呼び起こすことが可能な漠然とした“ケミストリー”が存在する。


最後に日本のファンへのメッセージをお願いします。

3.11の震災以来、初めて日本へ行くのでとても楽しみしている。震災によって家族や愛する人々を亡くした方々へ祈りを捧げます。でも日本の方々は強い国民だと信じているので、きっと以前より強くなるに違いないと感じています。この出来事を未来への教訓として、さらなる発展と復興を願っています。ガンバッテクダサイ!後は個人的なことを言うと、しばらく会っていない日本の友人たちと再会するのを楽しみにしているよ。

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