グローバルな才能の「旬」を目撃!
このシーズンもデヴィッド・T. ウォーカー、ジミー・クリフ、ギルバート・オサリヴァンなど、レジェンド/ヴェテラン勢の名前が並ぶ[ビルボードライブ]のラインナップ。ポップ/ロックが黄金時代を迎えてから半世紀以上、その記録と記憶をつなぐ大物アーティストの登場は、まさに[ビルボードライブ]のスペシャリティーとなりました。
でも、そこで忘れてはいけないのが、彼らに負けじとステージに登場する21世紀のニュー・カマーたち。過去にもジョヴァンカやプリシラ・アーンなど、デビュー間もなく[ビルボードライブ]に最速登場したアーティストが、人気者となっていく、そんな瞬間に立ち会うことができました。
このシーズンで注目は、まずナタリー・ダンカン。本国イギリスでは、各地でのライブも大好評、すでに話題沸騰の彼女。ウェスト・ロンドンでギリシャ系イギリス人の父とジャマイカ人の母との間に生まれた彼女は、現在24歳。独特の深く力強い歌声とエキゾティックな雰囲気をたたえたその姿が相まって、興味は尽きるところがありません。どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。
そして、次に「登場するロリーンは、スウェーデンからやってきた新時代のディーヴァ。再デビューまでに紆余曲折があったユニークな経歴の持ち主。「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト」での優勝曲「ユーフォリア」をはじめ、スケール感のあるドラマティックなナンバーを歌いきる、そんな彼女のステージにも期待大です。 3月には、世界が注目する女性ギタリスト、カーキ・キングがオン・ステージ。映像などではすでに大物の風格さえ感じさせる彼女は、現在33歳。時にメロディアスに、時にパーカッシヴに、時にドラマティックに……アコースティック・ギターを自在に操るテクニックはもちろんのこと、ソングライター/ヴォーカリストとしての魅力も3月のステージで確かめられるはず。
さらにもうひとり、アデルのフロントアクトや昨年の「FUJI ROCK FESTIVAL」で話題となった24歳の新鋭シンガー・ソングライター、マイケル・キワヌーカが4月にやってきます。オトナのR&Bファンには、どこかビル・ウィザースを彷彿とさせるような彼のサウンドは、懐かしさもありながら、まさに新鮮。深い「滋養」に満ちた歌声に出会える春です。
そんなニュー・カマーたちに共通するのは、ジャンルや国籍を超えて、ボーダーレスな「グッド・ミュージック」を奏でるスタイル。21世紀のレジェンドとなるであろう彼らのフレッシュなステージは、まさに音楽の神様からの贈り物。[ビルボードライブ]でしか体験できないグローバルな才能の「旬」を目撃しましょう。
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