小坂忠は1966年、ロック・グループ、ザ・フローラルでデビュー。さらに細野晴臣、松本隆らと組んだエイプリル・フールでの活動を経て、1971年に初のソロ・アルバム『ありがとう』を発表。自身のバンドであるフォージョーハーフとの『もっと もっと』（1972年）や、ティン・パン・アレーとレコーディングした『ほうろう』（1975年）など多数の傑作を発表する。1976年からはクリスチャンとしてゴスペル・ソングに軸足を移し活躍を継続。一方、2009年には佐橋佳幸をプロデューサーに迎えた『コネクテッド』をリリースし、同作を掲げたビルボード・ツアーを成功させるなど、ポップ・シーンに対しても存在感を放ち続ける。2015年には『ほうろう』の40周年記念盤もリリース。今回はソウルシンガーのDNAを受け継ぐ、さかいゆうもゲスト参加！ 世代を超えたコラボレーションに注目が集まる。日本のR&B、ゴスペル、ポップスの礎を築いてきたレジェンドのパフォーマンスをどうぞお見逃しなく！