マリーナ・ショウ、最後の日本ツアーは、やはりこのメンバーと。1975年に発表した歴史的名盤『フー・イズ・ディス・ビッチ・エニウェイ』の演奏を支えたメンバーと共に、マリーナ・ショウの引退ツアーが開催。ジャズのみならず、R&B、ソウル、ジャズと幅広い音楽を縦横無尽に表現する元祖ディーヴァ、マリーナ・ショウ。1972年にブルーノート・レーベル初の女性歌手として契約。『フー・イズ・ディス・ビッチ・エニウェイ』は「フィール・ライク・メイキン・ラヴ」をはじめとする彼女の名唄、そして名手揃いのバンド・メンバーの演奏によるそのエヴァーグリーンな内容で、ジャズ～ソウル・ファンという枠を超えて、多くのリスナーに愛されてきた。そんな彼女の日本ラスト公演で演奏をつとめるのは、チャック・レイニー、デヴィッド・Ｔ・ウォーカー、ラリー・ナッシュ、ハーヴィー・メイソンという音楽ファン感涙のレジェンドたち。マリーナ・ショウの生の歌声に触れる正真正銘、最後の“奇跡の夜”をどうか見逃さないで欲しい。