Jazz,Fusion / Sax
Kenny Garrett
ジャズ・ジャイアンツから培った確かなテクニックと、アヴァンギャルドなプレイで後期マイルス・デイヴィス・バンドを支えたサックス奏者=ケニー・ギャレット。
2007年には、中国にインスパイアされたというアーティスティックにして、ヒューマン、かつエモーショナルなオリジナル・アルバム「Beyond The Wall」(通算10作目)をリリース。最新作としては、昨年にリリースした『スケッチズ・オブ・MD・フィーチャリング・ファラオ・サンダース』。ファラオ・サンダースを迎えたアフロ・スピリチュアルなナンバーから洗練されたファンク・ナンバーまで、彼のキャリアを象徴するヴァラエティーに富んだ楽曲が収録されたライブ盤。即興演奏の天才の最新のステージが見られる!
8/19(Wed)1st Stage Open 17:30 Start 18:30 / 2nd Stage Open 20:30 Start 21:30
Service Area : ¥7,800 (3) / Casual Area : ¥6,300 (2)
※カッコ内の数字はコーポレートチケット枚数
BBL会員・法人会員: 受付は終了しました
ゲストメンバー: 受付は終了しました
ケニー・ギャレット / Kenny Garrett(Saxophone)
ジャスティン・ブラウン / Justin Brown(Drums)
コナ・カース / Kona Khasu(Bass)
ジョニー・メルシエ / Johnny Mercier(Organ)
【ケニー・ギャレット/Kenny Garrett】
●1960年、デトロイト生まれ。
●父親がジャズ、母親がR&B好きという家庭で育ち、10歳でサックスを始める。高校時代にはトップ40などを演奏するバンドで活躍。
●地元での活動を経た後、78年にデューク・エリントン楽団に参加。
●80年にニューヨークへ移り、ジョージ・コールマン等のバンドで腕を磨いた後、84年にCRISS CROSSレーベルより初リーダー作「INTRODUCING KENNY GARRETT」を発表。
●その後、 アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズでの活動を経てから、87年にマイルス・ デイヴィス・グループに参加し、一躍脚光を浴びる。
●89年にアトランティック・レーベル と契約し「PRISONER OF LOVE」(89年)、「AFRICAN EXCHANGE STUDENT」(90年)の2作を発表。
●92年、ワーナーブラザース移籍第1弾アルバム「Black Hope」リリース。
●96年、パット・メセニーと共にコルトレーンナンバーを熱演したアルバム「追求~PURSUANCE-コルトレーンに捧ぐ」をリリース。
●97年、プレイヤー、コンポーザー、バンド・リーダーとしての才能が炸裂したセルフ・プロデュース・アルバム「Songbook」をリリース。
●99年、「Simply Said」リリース。パット・メセニーとマーカス・ミラーが参加。98年に亡くなった親友のピアニスト、ケニー・カークランドに捧げたアルバムとなった。
●2002年リリースのアルバム「Happy People」では盟友マーカス・ミラーがプロデューズを担当。「赤とんぼ」や韓国の「アリラン」など取り入れ、アジア音楽にアプローチした曲も収録されている。
●親日家である彼はプライベートで何度も来日し、日本語の講習に通い、かなり流暢なイントネーションで日本語を話すことができる。
●03年「Standard of Language」をリリース。前作に引き続きマーカス・ミラーがプロデュースを担当しているが、ストレートなジャズ作品になっている。ちなみに2曲目の「クリタ先生」は、彼の日本語学校の先生に捧げた1曲である。
●07年には、「Beyond The Wall」をリリース。アルバムタイトル通り、国境や民族等の違いを超えて、多くの人々と音楽の素晴らしさを分かち合いたいと考えるケニーギャレットの気持ちが反映された、アコースティックにしてヒューマンかつエモーショナルなアルバムとなっている。
●最新作は、08年にリリースしたNYでの熱いライヴ盤『スケッチズ・オブ・MD・フィーチャリング・ファラオ・サンダース』。ファラオ・サンダースを迎えたアフロ・スピリチュアルなナンバーから洗練されたファンク・ナンバーまで、彼のキャリアを象徴するヴァラエティーに富んだ楽曲がズラリ。白眉はマイルスにオマージュを捧げた“Sketches Of MD”で、同曲での『Bitches Brew』を彷彿とさせる抑制の効いたソロは鳥肌モノの美しさを放っている!
オフィシャルサイト
ケニー・ギャレット