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【Live Report】有山じゅんじ、山岸潤史、香西かおり 異色コラボで魅せた“浪速のブルース魂”

Ticket Information

BBL会員・法人会員: 受付は終了しました
ゲストメンバー: 受付は終了しました

Member

有山じゅんじ / Junji Ariyama（Guitar）
山岸潤史 / Junshi Yamagishi（Guitar）
香西かおり / Kaori Kouzai（Vocals）

Profile

【有山岸/Ariyamagishi】
1970年代初頭、関西のミュージック・シーンは熱かった。
特にブルース、R&B、などをベースにしたバンドのクオリティーは突出していて、当時の音楽ファンは後に「関西ブルース」と云われるこの音に熱狂した。「関西ブルース」の二大巨頭は、ラグタイムやソウル、R&Bなどを多様な音楽性をもった「上田正樹とサウス・トゥ・サウス」とオーセンティックなブルース・スタイルを基調とした「ウエストロード・ブルースバンド」。ファンはこの2つのバンドに熱狂し、「サウスサウス派」「ウエスト派」などと多くの論争をも派生させた。
当時数多く行われていた音楽フェスティバルなどで競演を果たすこの2バンドはそれぞれ数枚のアルバムを残し70年代中盤には解散してしまう。その後それぞれのメンバーは皆独自のスタイルで演奏を続け、音楽スタイルの近い各メンバーが多くのセッションなどで現在も交流を続けている。 しかし有山と山岸二人だけは、各バンド解散後全くと言っていいほど交流が無かった。
何故音楽的にも、活動の場も、とても近い二人は活動を共にしていないのであろう？このプロジェクトが発足したのはそんな「たわいない疑問」からだった・・・。
共に30 年以上も音楽活動を続け、少なくとも山岸が日本に居た1995 年までにさえ20 年もの時間があったはずであるが、競演を果たしたという記憶は多くの友人ミュージシャン、音楽関係者には無かった。日本を代表するギターリストである二人の音を聴いてみたい。そんな欲求からこのプロジェクトは動き始めた。音楽のジャンル、演奏方法、活動場所は違えど、「良質の音楽を独自のスタイルでやり続けている」姿勢は全く同じで、共感し会えるはずだ。そんな疑問と確信が交錯する中で話は進んだ。
話を二人に持ちかけると、驚きつつもお互いに何かを感じていたようで、トントン拍子に盛り上がる。山岸が日本に帰国したある初夏の日に、実に20 年以上ぶりに再会した二人のギターリストは時間を忘れ、昔話と、これからの二人が醸し出すであろう音について話し合った・・・。
本プロジェクトは、当時の音を知る音楽ファンを懐かしませると共に、日本を代表する今なお現在進行形の彼らが織りなすとても豊かな音楽であります。どうか、ご期待あれ！

New Release

有山岸
『そろそろおこか　～CARELESS　LOVE～』
スペースシャワーネットワーク
2010/06/16

日本が誇るギタリストによるアコースティック・ブルースの究極！1970年代初頭に巻き起こった“関西ブルース”ブーム。当時の関西を代表する２大バンドのギターリスト、サウストゥサウスの有山じゅんじと、ウエストロード・ブルースバンドの山岸潤史が、長い年月を経て夢の競演を果たした作品。

Link

オフィシャルサイト
有山岸

オフィシャルサイト
香西かおり