演出家として『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』など数々の名作ドラマを送り出し、作詞家、小説家、エッセイストとしても活躍しながら2006年に急逝した久世光彦。彼を恩師と呼ぶ小泉今日子と、シンガー・ソングライターの浜田真理子は、久世が14年間書き続けた“人生の最期の刻に聞きたい唄”を巡るエッセイ『マイ・ラスト・ソング』の世界を、浜田のピアノと歌、小泉の朗読で伝えるステージを2008年から続けている。ビルボードライブで開催されるのは約5年ぶり。懐かしい昭和の名曲、久世光彦が綴った歌への想いを、静かに優しく心に刻む珠玉の夜が訪れる。

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